事業承継

非上場会社の事業承継とは、「会社の財産と経営の後継者へのバトンタッチ」と表すことができます。まず、財産を会社の財産という捉え方をすると、有形の財産のほか、顧客、ブランド、技術力、人材、ノウハウ、特許等の無形の財産などがあります。これらを「事業承継」という局面で考えると、これらが集約された「株式」の承継といえます。経営については、具体的には、会社の様々な有形・無形の財産を使用する権利の他、経営者として必要な資質、覚悟、経営理念、経営ノウハウなども含まれます。事業承継は、株式を次世代に承継したからといって完了するものではなく、それとともに上記した経営の部分もしっかり承継することが真の事業承継と言えます。当事務所は、先代からの真の事業承継による次世代後継者様、同世代経営者様との目線を揃えた二人三脚での会社の存続・発展をテーマに置いています。